
もしあなたの大切な車に傷が付いてしまったら、どうしようか迷いますよね。またこの機会に買い替えを考える場合もあるかもしれません。今回はそんな時の判断のお役に立つ情報をまとめてみました。
車の傷は気にしない?
車の傷の修理を業者に依頼するかどうかですが、傷の程度によって判断も分かれます。例えば道路に落ちていた砂利や小石を走行中に拾い上げて小さな傷ができた場合であれば、気にしないという人もいるでしょう。その程度の傷であれば気にしないという場合は、あえて修理に出さずにそのままの状態で乗り続けても走行上は特に問題はないでしょう。
でもやっぱり気になるという人は?
小さな傷でも気になるという人は、自分で補修することも十分可能です。例えばカー用品店に行くと、キズ直しのグッズもいろいろと販売されています。タッチペンとかコンパウンドなどを使って、自分で補修してみるのも一つの手です。
しかし、注意しなければならないのは、購入するグッズの色が本当にボディカラーに合っているかどうかを確認することです。たとえば同じレッドでも、ボディカラーによってトーンなどに若干の違いがあります。
またボディにコンパウンドなどを塗り込むときに、塗りムラが起きないように注意する必要もあります。雑に仕上げてしまうと、その部分だけ盛り上がったりするなどの違和感がある状態になってしまいます。なるべくキズ直しグッズに付いている取り扱い説明書の通りに使うようにしましょう。
業者に頼もうかな?
多少のキズであれば気にならないでしょうが、例えばガードレールや壁に擦ってしまって、けっこう広範囲に塗装が剥げてしまったという人はいませんか?もしくはどこかにぶつけてしまって、ボディとかバンパーがへこんでしまったというケースもあるでしょう。
このように大きな傷やヘコミになると、気にしないというわけにはなかなかいかないはずです。またカー用品店のグッズを使って自分で補修すると言っても限界があります。広範囲に渡りペイントが剥げてしまったり、ヘコミができた場合は、無理やり自分で直そうとするとかえってひどくなってしまうことがあるので、ディーラーや整備工場などに持っていって、専門の人に修理の依頼をしましょう。
これを機会に車の買い替えを考えているあなたへ
ここで注意したいのは、車に傷がついてしまったから、新しい車に買い換えようと思っている場合です。この場合は、修理工場に持っていく必要はありません。そのまま買取業者などの査定を受けましょう。
車に大きなダメージがあれば、もちろんマイナス査定になり、修理をすれば査定はプラスになります。でも修理費用を費やしても、その分をカバーできるだけのプラス査定にはならないので、修理に出さずに傷がついたままの状態で査定に出した方が、実はお得なのです。
ちなみに車を売りに出すのであれば、最初に紹介した、小石などを跳ねてついた小さな傷は、補修キットなどで自分で修理せずに、そのままにしておきましょう。大きなマイナス査定にはならないですし、仕上げに失敗すれば逆にマイナス査定になりかねないからです。