
ホンダのNシリーズは人気の軽自動車ですが、ターボエンジンの搭載されている車種もあります。メリットはパワーの強さですが、気になるのは燃費ですよね。今回はターボ付き軽自動車の燃費についてまとめてみました。
ターボ付きの軽自動車にはパワーが期待できる
今まで普通自動車に乗ってきたけれども、コストの面も考えて軽自動車に乗り換えを、と考えている人もいるでしょう。この場合、パワーのなさを如実に実感してしまうはずです。
特に比較的勾配のあるところを運転するとか、高速道路をしばしば走行する人は、パワー不足を実感する場面も多くなるはずです。しかしターボがついていると、コンパクトカーと比較してもそん色ないだけのパワーが期待できます。
エンジンパワーがアップするメリットがありますが、半面でデメリットもあります。その中でも無視できないのは燃費です。軽自動車を購入する理由として、燃費の良さを指摘する人は多いです。
ガソリンの価格は金融マーケットの影響を受けがちで、時として急騰してしまうこともあります。ですからガソリン代を節約するために、マイカーを軽自動車に乗り換えるという人も少なくありません。
ターボ付きの軽自動車の燃費はどう?
では燃費を比較した場合、どの程度の差が出てくるのでしょうか?あるインターネットのサイトで、自然吸気とターボエンジンの燃費を比較したデータを掲載しています。そちらの情報をもとにして、ダイハツで販売されているムーヴの燃費の比較をしています。
カタログのJC08モードの燃費で比較してみると、リッターあたりNAが31kmだったのに対し、ターボは27.4kmとなりました。このサイトでは一般道での比較もしていて、それぞれリッターあたり25.9kmと24.7kmとなりました。先ほどのカタログ値と比較すると差はぐっと縮まりました。
しかしこれが高速道路で運転した場合、差が広がります。高速道路で時速80kmにて走行した場合、それぞれリッターあたり27.8kmと24.4kmとなりました。ちなみにこれが時速100kmになると効率性がダウンしてしまいます。リッターあたりそれぞれ21.3kmと19.2kmとなります。
つまりターボエンジンの魅了である高速走行時のエンジンパワーを実感するためには、燃費の悪さは目をつぶらないといけないわけです。高速走行とガソリン代の節約、どちらを重視するかによって、選択すべき自動車も変わってくるわけです。