
自動車を買い替えようと思っている人に注意してほしいのは、車庫証明の手続きは不可欠だという点です。この車庫証明ですが、自分でとることも可能です。今回は車を買い替える時の車庫証明についてまとめてみました。
車を買い替える時の車庫証明のとりかた
まずは警察署で申請書を入手します。警察署に赴いて申請書を入手するケースもあれば、都道府県によってはネットからダウンロードできるところもあります。
たとえば駐車場を間借りするなど、自分の土地ではない場合には保管場所使用承諾証明書が必要になります。所有者もしくは管理者の承諾が必要になります。
また賃貸物件のパーキングを利用するのであれば、大家さんか仲介してもらった不動産業者で署名と捺印をもらってくる必要があります。
必要書類を準備して、不備などがなければ、印紙を貼って提出します。印紙代に関しては、地域によって多少の違いがあります。だいたい2500~2800円くらいの値段になるでしょう。ここまでで手続きは完了です。
車庫証明書ですが、その場ですぐに発行はしてもらえません。申請手続きをしてから4日後くらいに再度警察署に行く必要があります。証明書の受取をする際には認印が必要になるので、忘れずに持参しましょう。
手続き自体ですが、初めて行う人でもわからなければ警察署の職員がアドバイスしてくれるので、問題なくできるはずです。
ディーラーや販売店に車庫証明の手続きを依頼する場合
しかし平日の昼間、しかも2回にわたって警察署に行かなければなりません。普通に仕事をしている人にとって、時間を割けないというケースも多いでしょう。
車の買い替えをする場合、ディーラーなり販売店なりで購入するはずです。ほとんどのディーラーや販売店では、上で紹介した証明の手続きを代行してくれます。
自分で警察署に赴く必要もなくなりますので、手間は大幅に省けます。ただし代行を依頼した場合には、手数料がかかります。
マイカーを購入するにあたって、見積書がディーラーや販売店から発行されるはずです。その中に細かな内訳が書かれているでしょう。その中に車庫証明手続き代行と書かれた項目はありませんか?
この手数料ですが、店によって若干幅があるものの1万2000円から2万円くらいの設定になっているはずです。逆に言えば、もし自分で手続きをすればこの部分の手数料の負担がなくなります。
1万円以上の費用を節約できます。もし平日警察署に行っている時間を確保できる人で、少しでも無駄な出費を抑えたいと思っているのであれば、自分で手続きをしてみてもいいでしょう。