
中古でも何十万円とかかる車は、手軽には買えないですよね。そこで、車を買う時にオートローンを組んで買う人は意外と多いようです。オートローンを組めば手持ちの現金がなくてもすぐに車を買えますが、返済年数はどれくらいにするのがよいのでしょう?今回は、車のローンと年数についてまとめてみました。
車をオートローンで買う場合の返済年数はどれくらい?
金融機関やクレジット会社が提供しているオートローンですが、返済期間の年数は一定の範囲内で定められています。金融機関などによって多少の違いはあるものの、オートローンの場合は最短1年で最長でも5年となります。
月払いが一般的ですから、最高60回の分割払いということになります。年数を増やせは月々の支払金額が少なくなります。しかしその反面期間が長くなると、それだけ利息を支払わないといけなくなって、返済総額で見れば多くなってしまいます。
どの程度の額の融資を受けるかによって違いがありますが、オートローンを利用している人を見てみると、年数的には3年もしくは5年で組んでいる人が多いようです。
ローンが残っていると車の買い替えが出来ない?
支払期間ですが、できることならあまり長くしない方が良いです。先ほど紹介したように、利息の支払いが大きくなってしまうことがあります。またもし次に欲しい車が見つかった場合でも、ローンが残っていると買い替えが難しくなります。
厳密に言えば買い替えできないことはないのですが、例えば車検証の名義の書き換えをしなければならないとか、売却した時のお金でローンを完済する形になりますが、売却益を全額支払ってもなお残債のある場合にはどうすればいいかなど、いろいろと面倒だからです。
無理のない返済計画を立てよう
長い期間借入をすれば、利息を余計に支払わないといけません。しかし短期間借入にして、月々の返済ができなくなっては元も子もありません。そのため自分たちに無理のない返済計画を立てることが大事です。
そこで実際にお金を借りる前に月々の返済をシミュレーションをしてみるとよいでしょう。インターネットのサイトの中にはシミュレーションできるサービスもあって、借入金額や支払回数、金利などを入力すると月々いくら返済しないといけないというのが自動的に算出されます。
このようなシミュレーションをいろいろなケースで利用すると、車購入にあたって、どの程度の予算が現実的かが具体的にイメージできます。自分たちの普段の支出などを想像して、どの程度の返済額であれば毎月きちんとお金を返せるかを考えてみましょう。
将来の買い替えを視野に入れるのであれば、早めに完済できるような計画を立てるようにしましょう。